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2013年 05月 07日

「教わる」 から 「学ぶ」 へ

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以前購入した雑誌 「WIRED」 VOL.5 未来の学校、GWにやっと読めました。その中でも特に印象に残った記事を紹介します。



MITメディアラボ所長を務める伊藤穰一さんが、次のようにおっしゃっております。

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<WIRED VOL.5 より引用>
「教育」と「学び」は違います。いま大事なのは「教育」ではなく「学び」のほうです。

日本に限らず、世界中のどこにも「何にも興味がない」という子どもたちはたくさんいます。けれども、学校では「興味をもつ」ということは教えてくれません。子どもたちはむしろ、何かへの興味を友達やコミュニティから得ていくんです。マンガでもゲームでも、興味をもったところに行動が起こり、その行動のなかから「学び」が起きてくる。先生は必要なく、仲間とのコラボレーションから新しい考えや発想が生まれてきます。

学ぶべきは、「何を学ぶか」ではなく、「どうやって学ぶか」なのです。

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(WIRED VOL.5 を持っていない方は、こちら にこの記事の詳細が載っていましたので参考にどうぞ)

伊藤さんのおっしゃるとおりだとhirotanも思います。
小中高校生の頃は有名大学へ入るためにがむしゃらに勉強し、大学卒業していざ就職すると、「あれ?」という新入社員が最近多くなってきたように感じます(新入社員だけではありませんが。。。)。このような方々はおよそ「学生時代にこのようなことは教わらなかった」と言っております。確かに学生時代には教わらなかったはずです。日本の教育制度がそのようになっていますので。

このような方々を社会で育成指導するのは大変です。仕事を1から教えるのはもちろんのこと、どうすれば仕事に興味をもってくれるか、自ら進んで学ぶかなどありとあらゆることを考え、自分の仕事をしつつ後輩を育成指導しなければならないのですから。

いま子供がいる親御さんは、「どうやって学ぶか」を育成指導してくれるところへ子供を通わせた方がよいと思います。親御さんが自分の子供を育成指導するのが一番よいのですが、なかなかそんな時間はないと思われます。

日本の教育制度、ぜひ見直しして欲しいですね。

by ganbaru-hirotan | 2013-05-07 00:00 | 教養 | Comments(0)
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