2017年 04月 28日
ご無沙汰しております、hirotanです! この度、長年悩みの種だった『アレルギー性鼻炎』の改善手術を受けてきました 長年。。。記憶では幼稚園の頃からなので三十数年 私の場合はホコリやダニに敏感で、年間通して、1日に5回以上鼻をかむのは当たり前 酷い時は1分おきに鼻かんでいました (鼻水が止まらないこの辛さ、分かる人います?) (鼻づまりも酷く、鼻で息できないのです 床屋で髭剃る時に使う蒸しタオルで毎回窒息死しそうな位、鼻で息できない!) でも、日本人の5人に2人はアレルギー性鼻炎だそうです (こんなにもお仲間がいたとは、皆さんも大変ですね) そんな方々のお役に立てればと思い、この記事をアップすることにしました ■■ 病院 ■■ 私が通っているのは サージセンター浜松 国内で唯一、鼻の手術を全身麻酔を用いた日帰り手術として実施している施設です (東京には 鼻のクリニック東京としてあるようです) 初診で手術を予約するのは無理なようで まずは薬物療法をしばらくの間(1ヶ月以上)試みます それでも改善が見られない場合は患者同意のうえで手術療法となります ただし、とても人気が高い病院で、県外からも多くの方が来られ、初診でも予約は必須、私の時は3週間待ち 手術予約はもっとすごく、3ヶ月以上先まで予約で一杯でした ■■ 手術前検査 ■■ 手術1ヶ月前に、手術と全身麻酔が可能であるかを確認するための検査があります 胸部レントゲン、心電図、血液検査、感染症検査、呼吸機能検査 嗅覚検査、鼻の空気の通り検査など また、手術1週間前に、手術前検査結果の報告と、手術・入院内容の最終説明があります この手術1週間前と手術当日には付き添いが必要です (ちなみに、その付き添いや同居の家族が風邪などで体調をくずされると手術日が延期になります) さらに、手術前日も体調確認のために電話がかかってきます ■■ 入院 ■■ 私の場合は1泊2日の入院手術 入院は全室個室で、上の写真のような感じ ベッド以外はビジネスホテルといってもいいでしょう なんでも揃っています 持ち物は、着替えの下着、フェイスタオル、保険証、手術承諾書、お金のみ なお、付き添いの方も泊まることが出来ます(右のソファーがベッド替わりになるそうです) ■■ 手術直前 ■■ 手術当日は朝8時までに来てくださいと言われていたのでそれまでに行くと早速病室を案内されます 病衣に着替え検温等を済ませると主治医や麻酔科医師、看護師が来ていろいろ質問や説明をされます この時に手術の順番も教えてくれます 1番目の人は8時半から手術が開始されるそうですが、私の手術は3番目で11時過ぎになるとのこと それまでTVを見ながらリラックスw (生まれて初めての手術なのに、緊張もしない自分が不思議でした) ■■ 手術 ■■ 順番が来ると呼ばれ、手術台に自ら上がり、点滴やら心電図、血圧等のセンサーがつけられます 私の場合は全身麻酔で1時間ほどかけて次の手術が行なわれました ① 後鼻神経切断術(左右) ② 内視鏡下鼻腔手術(左右) ③ 内視鏡下鼻中隔手術(中央) これだけ沢山の手術となると、他の病院では局所麻酔で1日がかりで手術し、入院も1~2週間かかるとのこと サージセンターがどれだけすごいかが分かるかと思います 全身麻酔、噂では聞いていましたが、本当に意識を失うんですね 個人差はあるようですが、私の場合、点滴と口にあてられたマスクのガス両方から攻められ 「10秒もしないうちに意識がなくなりますよ」と麻酔科医師がおっしゃったので数えていたら 2~3秒で変な感覚(目が回るに近い感覚)になり 5~6秒で意識を失いました (ラリンジアルマスクはこの後に挿管されたと思われます) 次に意識が戻ったのは 手術後30分後の「起きてください、終わりましたよ」と看護師にたたき起こされた時で 意識がモウロウとしている中、用意していただいた病室用ベッドへ何とか移り込み、そのまま病室へ連行された 人によってはたたき起こされた時にパッと起きれて意識もしっかりしている方もいるそうですが 朝もパッと起きれない私にはムリでした (>_<) ■■ 手術後 ■■ 病室に戻ってからが一番ヤバかった これも個人差があるそうですが、まず来たのが急激な寒気 歯がガタガタなる程に寒く、電気毛布を用意してもらいました 続いて来たのが急激な頭痛 薬(何の薬か忘れました)をいただきましたが そしたら続いて来たのが肘から指先にかけての両手のしびれと口のまわりのしびれ おまけに鼻からの流血 全身麻酔の合併症(?)オンパレードです 意識がモウロウとしている中、寒気、頭痛、しびれと闘いながら 用意していただいた遅めの昼食(おかゆ)をいただきました (昨晩の20時以降なにも食べてなく、お腹が減っていたので、おかゆはいただくことにしました) もうフラフラでしたが、鮭フレークと梅干といった塩気がとても美味しかったのを覚えています 看護師の話では手術で血糖値が下がり過ぎてこれら症状が出たのではないかとのこと そんな状態で食事すると血糖値が急に上がって倒れる方もいるそうで 私もそれに近い状態になってしまいました 何とか食事を済ませ、急遽いただいた薬(安定剤)を飲み、2時間程の眠りへ これでだいぶ落ち着きました 起きてしばらくすると夕食の時間 肉じゃがは何の問題もなく美味しくいただけました ここで相棒は一旦帰宅、翌日お迎えに来てくれるとのこと 看護師や相棒がいてくれたおかげで、手術後を何とか乗り越えることができました 本当にありがとう 手術後の鼻にはガーゼが数本ずつと、空気が通る管がつめられており 血や鼻汁が垂れないよう外鼻孔にはコットンボールがつめられています このコットンボールは血や鼻水で染まってきたら自分で交換します 私の場合は1~2時間おきに交換していました なので夜中もそんなに眠れません 翌朝は検温、朝食の後に主治医による手術の説明 手術中の生々しい写真を見せてもらいながら、何をどう処置したか分かりやすく教えてもらいました それで最後に退院できそうか主治医と相談の上で退院となりました (体調によってはもう1泊する場合もあるそうです) 主治医、麻酔科医師、看護師の皆様、ありがとうございました 次回は1週間後、鼻につめられているガーゼや管を抜くそうです これが超絶激痛っていう噂 来週が怖いですが、落ち着いたらまたご報告しますね ■■ その他 ■■ 手術日…毎週火曜日 私の場合の手術前検査代…7,850円 私の場合の手術代…240,000円(限度額適用認定証OK) 部屋代…10,800円 1食…360円 職場復帰…医師の指示に従ってください(デスクワークなら3日後位から復帰可能ですがマスク必須) 手術後1ヶ月の禁止事項…運動、重労働、夜勤、飲酒、遠方や人混みへの外出等 鼻炎で苦しまれている方、一度診てもらうのもいいかもしれませんよ ^^ 皆様にとってステキなGWでありますように! 私は家でおとなしくしています (+_+)
by ganbaru-hirotan
| 2017-04-28 17:00
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